気が付いたら季節はもう、夏というか梅雨の時期で6月になっていました。5月に風邪を引いてなかなか
完治せずに治りかけてはまた、ひどくなり、治りけてはまたひどくなるの繰り返しで、こうれでもう、すっかり
治った、という爽やかな気持ちになれなくて、気持ちもずるずると風邪に操られるように風邪のペースになって
いました。今、風邪などひている場合ではないのに、気持ちばかりが焦り、苦しくなって来ます。
別に、誰かに早くしろ早くしろと追い立てられている訳でもないのに、自分の気持ちが自分を追い込んで
苦しくなっているだけだとわかっているのに、そういう性格がなかなか治せない自分が嫌なんです。
何もかも、心を自由に解放し、楽になれば良いのに。なんで、そんなにいつも自分は急いでいるのだろう、
一体、何に向かって生きているのだろう、何処に向かっているのだろう。何処まで行けばよいのだろう。
風邪で寝ている時、そんな考えても仕方のない事がぐるぐる頭を回っていて、全然、前向きな気持ちに
なれませんでした。でも、とっても前向きな元気な明るい自分も、私の中には住んでいます。
そうです。私という一人の人間の中にいろいろな住人が住んでいるのです。これって、なかなか、
面白いなぁ!と思いました。なので、駄目になりそうになった時、暗い後ろ向きな自分を、明るい
元気な前向きな自分が助けてくれる時もあります。道や方法は一つじゃない。前に進めなくて、立ち往生
していても、大丈夫、自分を信じて生きるしかない。自分が自分を信じてあげなきゃ、一体誰が自分を
信じてくれるのだ。川崎に来てから、10年位が経ちますが、川崎に来た頃は、誰も友達は愚か、話す
人もいなくて、畳の上を歩いている小さな蜘蛛に話しかけたり、食事の時は、寂しいので、テーブルに
鏡を置いて自分の顔を映して、自分に自分で話しかけながら、食事をしていました。話す言葉は、
たいしたことではなく、今日も頑張ったね!とか今日は疲れたね!とかどうしようかこれから!とか
単純な事です。ですが、私にとって、全く、誰とも話さずに一人で(本当は一人ですが)食事をする
よりは、楽しかったのです。こんな事をブログに書いたら、おかしい人だと思われるかもしれませんが
そうやって、一人ぼっちの寂しさを乗り越えてきたのも事実です
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