先日、いろいろ調べ物をしている時に、「脳腸相関」という言葉が気になり、いろいろ調べてみる事にしました。
「脳腸相関」とは、脳と腸が互いに影響し合う関係をいうそうです。
1,脳が自律神経を介して腸に信号を送ることで、胃の不快感や便秘、下痢を引き起こす。
2,腸内環境が悪いと、それが脳に影響して、不安やうつ状態などの精神的な問題を引き起こす。
3,腸内環境のバランスが精神疾患や神経疾患に関連している事が明らかになっています。
★過敏性腸症候群(IBS)⇒大腸や小腸に異常がないにも関わらず、腹痛や下痢、便秘などの症状を繰り返す病気
→精神的なストレスや緊張などによる自律神経の乱れ、不安、抑うつ、恐怖など心理的要因が原因と見荒れます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の相反する役割を担っている、この二つからなる。
①「交感神経」→常に緊張状態にあると優位になる。
★活動中や緊張時に働く神経 ★血圧や心拍数を上昇させる ★呼吸を浅くする ★胃腸の働きを弱める
②「副交感神経」→休息やリラックス時に働く神経。
★身体をリラックスした状態にする ★血圧や心拍数を低下させる ★呼吸を深める
★胃腸の働きを活発にする
この二つの神経はシーソの様に交互に優位になることで体のバランスを維持している。このバランスが乱れると疲労感や頭痛、肩こり等の不調が生じる。
この事項をまとめていると、腸を健康に保つ事が、うつの状態などを防ぐ効果があることがわかります。
腸と心の状態は深い関係があると知り、腸を健康に保つ努力をしたいと思いました。
また、交感神経と副交感神経がバランスよく優位に働く事も、とても大切な事だと、感じました。
一日の中で、リラックスする時間を持つことは副交感神経を優位にすることなので、積極的にリラックスする
時間を作りたいと思います。
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