冬木立という言葉が好きです。冬になると葉が落ちて、幹や枝がむき出しになった木が立ち並ぶ様子
を指しているそうなのですが、俳句の季語でもあるそうです。
与謝蕪村の「斧入れて、香りにおどろくや冬木立」という句があります。
冬木立を斧で切り付けてみたところ、木の新鮮な香りが漂って来たという内容だそうです。
落葉し枯れたように見える木も春を待つ生のエネルギーを秘めている事への感動を表した句だそうです。
冬木立を人に例えるとしたら、今は寒さに耐えかねて、葉が落ちて、幹もやせ細っている状態でも
少しずつエネルギーをため込んで、春には綺麗な花を咲かせる様なイメージが湧いて来ます。
今は心病んで、冬木立の状態かもしれませんが、毎日、一日一日の努力がエネルギーとなって、季節は春では
なかったとしても、人生の中でいつかは自分だけの花を咲かせてみたいと思います。
ケイエスガードに通所している誰もがそうだと思います。日々、努力を重ね、なりたいと思う未来に向かって
頑張ります。
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