今日は一か月に一度の皮膚科に朝、寄って来たのですが、シーンと静まり返った待合室にひと際
目立つ大きな声で、冗談を言い合っているご夫婦がいらっしゃいました。お歳の頃は大体、85歳
位でしょうか。旦那様が車椅子に乗り、奥様が車椅子を引いていらっしゃいました。
旦那様が大きな声で冗談を言うと、奥様が凄く怒った様子で「うるさい!あなたは黙ってなさい!」
と大きな声で怒鳴っているのですが、何度も何度もそれを繰り返しているので、私も、おかしくて
笑いそうになるのですが、失礼だと思い携帯を見て笑いを必死に我慢していました。
ですが、最後にそのご夫婦が診察が終わりお帰りになられる時、旦那様がもう一度、冗談を
大声で言ったのです。奥様は相当、頭に来たのか、「冗談はあなたの顔だけにしなさい!」と
間髪入れずに、そう一言、言い放って、待合室を車椅子を引いて帰って行かれました。
私は、今迄我慢していた、笑いが我慢しきれなくて、思い切り笑ってしまいました。
一人で笑っている人を何度か見た事がありますが、ああ!きっと思い出し笑いでもしているのかなぁ!
と思っていましたが、よく、一人で笑っている人は怪しい人だと言われる事があると思うのですが、
私も思い切り一人で笑っていました。怪しい人だと思われたでしょうか⁈
何気ない日常にも思わず笑ってしまう様な面白い事が沢山、あるなぁ!と思いまいした。
あんなふうに歳をとっても、冗談を言い合って仲良く旦那さんの車椅子をヘルパーさんではなく
奥様が引いている光景は微笑ましく、羨ましくもありました。
プロのお笑い芸人のコントよりもずっと面白かったです。
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