だいぶ昔の事ですが、以前働いていた職場でその年の初めに、その年の抱負を紙に書き
皆の前で一人づづ、発表するという行事がありました。
私はなんて書いたのか覚えていませんが、同僚の女性の一人が大変、印象深い事を
発表したのを思い出しました。 彼女は「平和を願います。」と発表しました。
一瞬、周りがざわついて、「え！平和って世界平和を願っているの？」と一人の同僚が質問すると、
彼女は凛として「違います！ 自分の心の平和を願っているのです！」と答えました。
周りが更に、ざわつきました。 確かに自分の心が平和ではないと世界の平和もなかなか
実現は難しいと思います。
彼女は人と関りを持つのを避けているようにも見えました。
確かに、誰とも関りを持たなければ、人間関係で悩むこともないのかな！
と、思いました。ある本にストレスの８割は人間関係だと
記されていました。それを考えると彼女は賢いと思いました。
誰とも関わらなければ、人間関係で悩むこともなく、確かに心の平和を保つ事も
出来るのかなと思いました。 なかなか、面白い発想だなあ！と刺激を受けました。
少し寂しいとも思いましたが。
彼女とはもう何年も会っていませんが、彼女は今、どんな人生を送っているの
だろうかと時々、思うことがあります。
先程、ストレスの８割は人間関係だと書きましたが、病気やケガ、事故に遭ったり、
仕事が上手く行かなかったり、理不尽な扱いを受けたとき、ストレスの素は
他にも一杯あると思います。私も今、心の平和を凄く願っています。
心の平和こそが健康の素と言っても過言ではないと思います。
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