休日に西田敏行さん主演の映画 「がんばらない」を観ました。片時も目を離さずに夢中になって観ました。
「がんばらない」は八ヶ岳山麓にある病院を舞台に余命わずかな患者と医療スタッフの心温まるふれあいを
描いたヒューマンドラマです。そして患者が自分らしく生きる事を支える病院の姿を描いています。
原作は医師であり作家でもある鎌田實さんです。患者に寄り添う西田敏行さん演じる医者の生き方に深く
感銘を受けました。病院にはいろいろな規則がありますが、規則に縛られずに患者さんの気持ちを第一に
考える柔軟な生き方に憧れを感じました。私もあんなふうに柔軟に生きられたら良いなぁ!と心の底から
思いました。過酷な治療や手術に耐えて必死に頑張ってここまで生きて来られた患者さんに頑張れと言うのは
酷な事だと気が付き、「もうあなたは十分頑張って来たから・・・・・・」というシーンがあります。
とても良いシーンでした。時には貰い泣きもしながら、観ました。とても心温まる素晴らしい映画でした。
今迄、どんな時も頑張らないといけないと凝り固まった考え方しか出来なくて、自分を自分で苦しめていた
時もありましたが、「がんばらない」というこの6文字の言葉は私の気持ちを少し柔軟に楽にしてくれました。
この映画で言っている「がんばらない」という言葉は、過酷な治療や手術を受けて痛い思いや苦しい思いを
沢山してこられた患者さんを思う言葉ですが、そうではない自分自身にも響く言葉でした。
頑張る時もあるけど、頑張らない時もあっても良いんだよ‼と優しく誰かに言われているシーンを想像
しました。気持ちがふわっと軽くなりました。「がんばらない」なんて素敵な言葉なんだろう!
この映画を観て人生観も少し変わりました。この映画を見る事が出来て良かったですし、幸せです❤️😊💕
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