時々、平等とはと考える時があります。日本国憲法では第14条1項で平等権を明記していますが
何もかも平等であることなんて、ありえないと感じる事があります。私は差別が嫌いです。
差別されることは誰でも嫌いだと思います。平等が好きです。出来ていないかもしれませんが
私は誰にでも平等に接するこ事が出来るように心掛けています。それは、子供の頃に差別
されて、傷ついた事があるからです。偉い人や権力を持っている強い人にはペコペコしているのに
弱い立場の人には冷たく当たる人を時々、見ますが人としてどうなのだろうと不信感を覚えます。
逆に、どんな人にも態度を変えない、誰にでも平等に接している人を見ると、凄く素敵な人だなぁ!
と尊敬したくなります。誰にでも平等に接することは当たり前のことであるはずなのに、それが
当たり前ではない世の中だと感じてしまう時があるので、自分の中で尊敬という言葉が出て来たのだと
思います。
二十歳の頃、和風の喫茶店でアルバイトをしていたことがあります。和風ということもあり
お客様の中には、お歳を召された方が時々、食事やお茶を飲みに来て下さるのですが、私より
8歳年上の同僚の女性が、「お年寄りのお客様を見ると、凄く凄く優しくしてあげたくなっちゃう」
と、一言、何気なく言いました。その頃の私は、まだ、その様な事を考えた事が無かったので、
思わず、彼女の一言に感動して、「ああ!本当にそうだなぁ!」と共鳴したことを、今でも、
はっきりと覚えています。誰かに、人に、優しくするって、あれから、長く生きて来て、
本当に難しいことだなぁ!と凄く思うのです。私は人に優しく出来る程、器の大きい出来た人間では
無いですが、人に優しくされた時は凄く嬉しいです。良く、幸せを感じる時はどんな時ですか?
という質問をされますが、若い頃は、ちょっとふざけて、寝ている時と食べている時なんて
ふざけて言っていた時もありましたが、今はやっぱり、人から優しくされた時に幸せを感じます。
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