なりふり構わず思い切り我武者羅に無心で何かをしたいです。最近、我武者羅に何かに打ち込む事なんて
無くなり、大人になるって、つまんないなぁ!と時々思います。でも、探せば何かあるはずだと信じています。
10年くらい前に、私は当時、受験生ではありませんでしたが、大学受験の講師が受験生に向けて書いた本が
ありました。本のタイトルは「今、頑張れない奴は一生頑張れない」というものでした。当時、うつ病と
診断されてすぐの時でしたので、うつ病患者には、少し残酷なタイトルだなぁ!と思ったのを覚えています。
その頃の私は、息をしているだけで苦しくて、苦しくて。普通は息が出来ないと苦しいのですが、息をするのが
凄く苦しくて、精神科の医師に、今週、一週間は何をして過ごしていましたか?と聞かれると、ただ、息して
いました。と答えた事もあります。もっと、詳しく言うと、時間の流れそのものが辛くて辛くてたまらなかった
のです。ですが、何とかして生きよう生きようと思っている、もう一人の冷静な自分もいた事は確かです。
診察に行くといつも「今は頑張らなくていいからね!今はゆっくりと心も体も休める時だから」と医師は
言います。でも、ある時から、今、頑張らなかったら、いつ頑張るんだ⁉という気持ちにだんだんと変わって
来ました。なので、ある程度、心も体も休める事が出来たら、この本はとても自分をやる気にさせてくれました。
もちろん、ページをめくったら、なんか面白くてむさぼるように読みました。受験生にだけではなく、
今を生きる大人にとっても刺激になる、思わずやる気にさせてくれる良い言葉が盛りだくさんでした。
中でも、凄く印象に残っている言葉は「成功の秘訣は人脈とフットワークの軽さだ」という見出しでした。
これは、営業職には欠かせない条件だと思います。これは、正確な言葉ではないかもしれませんが、「言い訳
をして退路を作るな」とか「人生に自動ドアなんてないんだ」とかの見出しの言葉はカッコイイなぁ!と
思いました。確かに人生に自動ドアは無いですよね!楽をして前に進む事なんて出来るわけがないという
事が言いたかったのだと思います。今日は本の紹介みたいになってしまいましたが、見つけたら、また
読み返してみたいです。
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