昨日のブログで、障害者に出来て、健常者に出来ない事も沢山あると、書きましたが、私は精神障害者に
なってから、感じたことがあります。ここケイエスガードに通所するようになるまで、何箇所かの、障害者施設
で働いていたことがありますが、「さすが障害者だな!あれも出来ないこれも出来ない!」といわゆる仕事が遅い
利用者や思うように仕事が出来ない利用者に対して陰口を言っているのが、たまたま耳に入ってしまった事が
あり、驚いた事があります。なんて酷い事を言うのだろうと不信感が生まれた事を今も鮮明に覚えています。
それからの私は、「障害者に出来て健常者に出来ないことだって一杯あるだろう‼」という反骨精神が生まれて
しまいました。そんな酷い事を言った職員だって、明日、障害者になるかもしれないのに、その時に、そんな
酷い事を言われたとしたら一体どんなに傷つくのだろうと、思わず考えてしまいました。
健常者と障害者なんて、紙一重だと思います。たまたま、病院(精神科)に行ってないだけで、実際に行ったら、
病名が付いてしまうかもしれないし。明日、脳血管疾患で、片麻痺になるかもしれないし・・・・・
そんな事が次々と頭に浮かんできて、障害者だからと言ってバカにしないでください‼障害者だって人間です。
と、とっさに言ってしまいたくなりましたが、何も言えませんでした。
そんな反骨精神を持ちながら10年位、障害者として生きて来てしまいましたがこのまま障害者のままで良いの
だろうかと時々、思う事があります。かと言って、今の自分に何が出来るのだろうと思うと自分が情けなくなり
ます。こんな情けない人間ですが、少しでも、今よりも、良くなりたい、幸せになりたいと思い、
日々、努力して行きたいと思います。
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